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よろず短文置き場。 ジャンル・カプは、カテゴリ・タイトル等から推測して下さい(不親切)。
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2026.05.31Sunday
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BASARA ・ 佐幸
2007.09.08Saturday
逢いたい。


この任務に就いて早十日。
当たり前だけど、その間ずっと旦那に逢えてない。

これの前の任務だって二月くらいかかって、その後すぐこの任務。
就く前に交わした言葉なんて報告だけ。


「あー…しおれそう…」


俺が。

旦那は俺の栄養源なんだよ?それを与えられないで元気になんかなれないよ。


「仕事か愛か、ってか…いや、ある意味ではどっちもなんだけど」


旦那のため。
旦那の命を、幸せを奪われないため。
今自分はここにいる。


「でもやっぱり逢いたいものは逢いたいよね…」


どうしようもない。
それは生存本能のような欲求。



+++++++

思い付いて書き始めたは良いが、甘いんだかほのぼのなんだか切ないんだか訳分からなくなって放置してた一品。


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BASARA ・ 幸←佐←政?
2007.09.07Friday

ふと。
沈んでいた筈の意識が浮上する。
映る視界には、見覚えのない部屋。

あぁ、ここは自身の構える青葉城ではない。
甲斐の、――上田城だ。
同盟の締結以来、度々訪れる城。
今回も、武田信玄との会合後の宿としてこの一室を提供されている。

閉じた襖の隙間から零れる光に誘われて開けば、美しい満月が覗いた。
思わず簡単の声を洩らしそうになって、――何かが引っ掛かった。
この幽玄な景色にそぐわないもの。
それは――

「…Shit」

微かな、血の臭い。
これが眠りから覚めた原因だろう。
政宗も、奥州を与る者として、いつ狙われてもおかしくない身だ。
当然、こういったものには敏感になる。
そして、気付いてしまったら放置してはおけない。
臭いの元を確認するまで、安心して眠りに就くことなど出来はしないのだ。
因果な生き様だ、と低く毒づいて臭いの濃い方へと足を向けた。

血臭の元は、すぐに知れた。
古い、誰も使っていないような井戸に、人影があった。
月明りの下でも映える、橙の髪。
この血の臭いは、彼からだ。

「…客人がこんな時間にうろうろするもんじゃないよ」


声を掛けたものかと迷っていたら、意外にもあちらから話しかけてきた。
振り向いたその頬には、赤。
その色を凝視していると、あぁコレ?などと軽く笑う。

「何かさー懲りもせず真田の旦那を暗殺しようとしてる馬鹿がいるみたいでさ。おかげで俺様超大変」

こんなの給料に入ってんのかな、と笑う。
その表情に僅かな陰りを見出だしてしまうのは、それだけ自分が彼を見ていることの証だろうか。

出会ってからそんなに経っている訳ではない。
その間に会うことも話すことも、数える程度しか機会はなかった。
そんな自分でも分かる。

――あぁ。無理しているのだと。

戦忍として生き、戦場では誰よりも武功をあげるこの男は、その実、誰よりもまともな神経の持ち主だ。
人が死ぬのを嫌い、殺すことを厭う。

それでも。
あの主のためならその手を汚すのだ。
何も知らない主のために、一人血を被り汚されていくのだ。
この男ばかりが。
そして自分のために汚れてしまった人間がいることも知らず、あの呑気な主は笑うのだろう。

……それが、妙に腹立たしかった。



+++++++

すいません着地点が見つからない…!!
ので、萌え所がないまま切ってみる(最低)。
つか説明に行数使い過ぎた…。
バテリ ・ 海巧というか海音寺先輩+1年
2007.09.07Friday

「な、原田1個しか貰っとらんの!?」


部活後の騒がしい部室。
それらをものともせず響き渡った声は、1年の吉貞のものだった。
吉貞が突然叫ぶのはよくあることであり、その内容も大したことはない。
なので、一瞬静まり返った室内もすぐに元の騒がしさに包まれた。

引退はしたが横手との俺試合を控えている為練習に参加していた俺も、例に洩れず着替えを再開しようとしたのだが。


「ちょっと海音寺先輩、聞いて下さいよ!」


勢い良く背後から服を掴まれ振り向くと、何だか嬉しそうな吉貞がいた。
困ってその後ろにいる沢口達に視線を向けると、処置なし、といった溜め息を吐かれた。
それに溜め息で返し、腹を括って吉貞に向き直ってやる。


「なんじゃ、原田がどうしたんじゃ」

「それがですよ、あいつあんなモテそうな顔してチョコ1個しか貰えんかったんですよ!」


へ、と間抜けな声が出た。
正直意外だった。

しかし、沢口の「原田はモテんのじゃなくて、渡しにくいだけじゃろ」という言葉に納得する。
まあ、同年代の女子には近寄りがたい存在だろう。
むしろ、一人でもいたという事実に驚くところかもしれない。




彩雲国 ・ 双花
2007.09.07Friday
(君が女性だったら口説かせてもらうのにね)


こいつはいつもそう言う。
この常春頭が!!と怒鳴りたくなるような笑顔を浮かべて、何度も俺に言う。

(……じゃあ)

じゃあ、今のこの。
この状況は。
誰も来ないような府庫の奥の書棚で。
人目を忍ぶように、でもしっかりとこいつに抱き締められているこの状況は、一体何だというのか。



(何だも何も)


遊びか気紛れか。
それともただの暇潰しか。
そのどれなのか、それ以外の何かなのか、自分には知る由もないけれど。


(……本気じゃない、のに)


何故、自分じゃないもう一つの鼓動も、自分に負けないくらい早くなっているのか。

自分とは違い、こういったことには慣れてる筈なのに、何で。
何でそんな。


「絳攸…」


小さな呟きはとても苦しそうで。
聞いた自分が泣きたくなるような切なさを孕んでいて。

……だから。


その背に腕を回すことは出来ないが、せめて、と。
静かに眼を閉じて、その肩に額を押しつけた。



+++++++

微妙なまま終わってみる。
絳攸より楸瑛がぐるぐるしてる話(何)。


彩雲国 ・ 双花
2007.09.07Friday


「……」
「……」


互いに無言のまま見つめ合う。
相手の菫色の瞳は、自分は間違っていない、と雄弁に主張していて。

………分かってはいた。
彼の言動からそんな気はしていた。
この短くはない付き合いの中で、その可能性が高いなんてことは明白だった。

「絳攸…君ねぇ…」


やはり、自分の想い人は途徹もなく"この方面"には鈍くて。
自分の想いは、これっぽっちも伝わっていなかったらしい。


「何だと言うんだ、俺とお前は腐れ縁以外の何物でもないだろう」

先程の一言と共に吐いてしまった溜め息にこちらの呆れを感じ取ったのか、更に剣呑な気配で睨んでくる。

あぁ、そんなに察するのが得意なら、少しくらい私の想いにも気付いてくれ。

言いたくても言えない言葉と、何も気付いていない絳攸の態度に気が遠くなりそうだ。
紅尚書にはばっちり気付かれた上、命の危機すら感じる妨害を受けているというのに。


「君は本当に凄いね…」
「だから何だと」
「あぁ、気にしないで良いよ。今はまだ」
「は?」


そう、今はまだ。
相手が予想以上に手強いことは分かった。
そうと分かれば、いくらでも手の打ち様はある。


「すぐに、分かるようにしてみせるよ」


不思議そうな顔をしている絳攸に笑みかけた瞬間、何処からか殺気を感じたが構いはしない。
その程度で諦められる想いではないのだから。



+++++++

最初なので、取り敢えず基本から押さえてみました(何の)。
ぐるぐるしてる絳攸が非常に書きたい。あと黎深様と絳攸の親子話。


携帯のネタメモ加減が凄まじいので、こっちに移動。
まだまだ続きますネタメモ移動。

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