よろず短文置き場。
ジャンル・カプは、カテゴリ・タイトル等から推測して下さい(不親切)。
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2026.05.31Sunday
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Dグレ ・ 師アレ
2008.07.22Tuesday
※微妙に本誌ネタバレ注意
無能な神を嗤った。
崇められ、奉られ、尊ばれる神。
全知全能の存在とされる神。
だが、その実、その存在自体では何も為す事の出来ない神。
だから自分達が存在する。
イノセンスを与えられた、エクソシストという名の神の手駒。
その駒を使い、神は己が望みを叶えるのだ。
千年伯爵の敗北という望みを。
その望みの為に、自分のバカ弟子が重要な駒であることは最初から知っていた。
その重要さの意味が、『アレン』ではなく『十四番目』にあることも。
そう、自分は全て知っていた。
それが神の描いたシナリオに予定された、運命だったのだと。
その過酷な運命を課されるのは誰でも良かったのだと。
全て、知っていたのだ。
今頃、自分の下へと連れてこられているだろう子供を想う。
白い髪、華奢な体躯、それらを気に入っていた。
常なら疎ましいとしか感じられない、金にうるさいところや口の悪さまで全て。
今まで真実を告げなかったのは、時機ではなかったからだ。
だが、本当にそれだけだったのだろうか。
知れば、あのバカ弟子がどんな反応をするかなんて分かりきっている。
あぁ、でも時は止まらない。
知らなければならない時が来てしまったのだ。
だから、せめてこの口で伝えよう。
その時、傍にいられるように。
一人で泣かせてしまわないように。
それくらいしか自分には出来ない。
師でありながら、たった一人の弟子を絶望させることしか出来ないのだ。
(無能な神を嗤った)
(そして無力な自分を、)
+++++++
本誌のあまりの師アレっぷりに辛抱出来なくて!(何)
限り無く師←アレに近い師アレだと思ってたら、むしろびっくりするくらい師→アレだったよ…!!
ティエドールを笑えないくらいアレンさんが大事なんですね師匠!(結論)
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ネウロ ・ ネウ←弥?
2008.06.17Tuesday
例えば、ふと触れた手の感じとか。
腕を引っ張られたときの力の具合とか。
それらはきっと、一つ一つを見れば些細なことでしかないのだろうけど、こんなにも私を落ち着かない気持ちにさせる。
少しずつ心に沈殿していって、僅かずつ、でも確かに嵩を増していく。
緩やかに高まる、不安。
「――ぎゃ!?」
思考に沈んでいた私の頭を、唐突にネウロが掴んだ。
涙目で見上げれば、何処か不機嫌な笑顔がある。
「何をぼんやりしているのだ、弥子。どうせ下らぬことだろう」
この状況に不平を述べようとして言葉に詰まる。
下らないこと、なのだろうか。
私は何に不安を感じているんだろう?
ネウロが変わること? 何に?
――にんげんの、ように?
また思考に沈み始めた私に興味を失くしたのか、ネウロは軽く溜め息をついて、ぽいと私を放り投げた。
その動作は荒っぽいのに、着地した場所は柔らかなソファの上。
そんなことに、どうしようもなく泣きたくなる。
涙を見せたくなくて俯いている私に気付いているくせに、素知らぬ顔をしている魔人が。
嫌いで嫌いで、大嫌いで。
(―― )
酷くされたい訳じゃないのに、気遣われると不安になるなんて。
あぁ、なんて矛盾。
("それ"がいつか"優しさ"と呼べるものにまでなってしまったとしたら、私は)
+++++++
…ネウヤコ?(一応疑問文)
何だ、矢印未満な関係? 敢えていうなら+?
何だか弥子ちゃんが駄目男に引っ掛かったかのようだ。
携帯に眠ってたのを発掘。
デジモン ・ 太ヤマ
2008.03.10Monday
避けていた訳ではないけれど。
会いたくはなかったのかもしれない。
人気のない校内。
太一は茜色に染まる廊下を、自分の机から取り出して来たばかりの忘れ物を手に急いでいた。
迫る下校時間に慌てていた筈、なのに。
ふと視界に入った人影に、足を止めた。
誰もいない教室に一人。
机に俯せているよく見知った姿に、太一は誘われるようにその教室へと足を踏み入れた。
音を立てないように近付くと、その人物はやはり眠っていた。
石田ヤマト。
太一にとって、あの夏の出来事を共有する仲間であり――親友。
もう一度ヤマトが眠っていることを確認して、その前の席の椅子の背に手をかけ、そのまま向かい合うように座る。
橙の光を受けて輝く金糸の髪。
そっと指で梳けば、記憶の中のそれと変わらない感触。
親友という、とても近しい位置にいた筈の自分達。
その筈なのに、こうして傍に寄ったのは酷く久しぶりな気がして、太一は自身を襲う懐かしいという感情に眉を顰めた。
俯せたヤマトの腕の下敷きになっている、太一には読めない楽譜。
それすらも二人を隔てる象徴のように思えて、切り裂いてしまいたくなる。
中学に入って、クラスも離れて。
自分は部活、ヤマトはバンド。
それぞれに友達が出来て、違う時間を過ごすことの方が多くなって。
疎遠という程ではないけれど、それでも確実に共有する時間は減っていった。
でも、それで良かった。
そうしていれば、この浮かされるような熱情も消えていくと。
この感情に気付く前のような"親友"に戻れると。
そう、思っていたから。
そうなればいいと、ならなければいけないと思った。
だが、思っていた以上にこの感情は厄介だった。
一度自覚してしまった想いは、沈静化するどころか、深く激しくなる一方だ。
離れているのに、離れているからこそ、その姿を求める。
あいたい、と。
だから、露骨な行動は取っていなかったが、きっと会いたくはなかったのだろう。
会えば、更にこの想いが膨らむ。
誰より大切にしたいと思っているヤマト自身を傷付けかねない程に。
それが、ただただ怖かった。
→
(つづき)
ネウロ ・ 笹弥というか笹←弥というか
2008.02.28Thursday
貴方は私に「好き」も「嫌い」も言ってくれなくて。
そして、今。
「さようなら」すらも言ってくれないんですね。
気まずそうに下げられた目線。
その表情は、いつもの無表情より、何となく沈んで見える。
いつもなら煙草を持っている手は、堅く握り締められていて。
私の大好きな低く優しい声が、無感情に響く。
「…ごめん」
何が"ごめん"なんですかとか、どうしてですかとか。
そんな疑問が頭を駆け巡ったけれど、声にはならず。
「……そうですか」
返したのは、このたった一言。
これが"大人の対応"ってヤツなのかな。
今までそんなこと出来なくて我が儘ばかりで、散々笹塚さんを困らせてきて。
もしかして、この"ごめん"はそれが原因かもしれないけど。
最後にやっと、出来た、のかな。
今回は、困らせずにすんだかな。
ううん、これは頭が真っ白で何も考えられないだけで、大人の対応なんかじゃない。
だって、期待してる。
この言葉が、嘘や夢だったりしないかな、って。
笹塚さんは、私に一度だって「好き」って言ってくれはしなかった。
でも、「嫌い」と言われたこともなかったから。
私を見る視線や、触れる手のひらがいつも優しかったから。
言葉にするのが得意な人じゃないのも知ってたから、その言葉がなくても信じていられた。
私は、貴方に大切にされている"特別"だって。
……それは、思い違いだったのかな。
涙すらない乾いた視界に写る笹塚さんは、相変わらず視線を下げたまま。
私に何の言葉もくれなかった貴方は、最後の言葉すらくれない。
でも。
私は貴方にちゃんと「好き」を伝えたから。
だから、終わろうとしている今、この言葉も伝えよう。
折角泣かずに、笹塚さんを困らせずにすんでいるのだから、このまま、"大人"の真似事をして。
「さようなら」
(きっと私は後で貴方を想って沢山泣くのだろうけれど、今だけは)
+++++++
唐突に笹弥萌が来ました(何)。
ビバ自給自足。
別れ話が大好きです(お前)。
鋼 ・ ロイエド
2007.12.25Tuesday
クリスマスなので現パロ祭その3。
教師ロイ×生徒エドワード。
「何故クリスマスは前夜であるイブから祝うか知ってるかい」
人気の無い、古い蔵書ばかりが並ぶ図書室の一角。
そこで床に座り壁に凭れたまま読書に勤しんでいたエドワードの思考に割り込むように、突然その声はかけられた。
視線を上げることはしない。
そんなことをせずとも、声の主が誰かなんて分かりきっている。
「ユダヤ暦を基とする教会歴では―」
「…いや、良い」
さっさと退散願おうと事務的に答えようとしたら、溜め息混じりに遮られる。
それを受けて、エドワードも一つ溜め息を吐き、ようやく紙面に落としたままだった視線を上げた。
そこには、予想通りの人物が予想通りの表情でいた。
「全く…ここは私が披露した知識に、君が"凄ーい"と私への評価を高めるところだろう」
優秀な生徒を持って私は幸せだな、とロイは大して困ってもなさそうに言う。
さら、と黒髪をかき上げる仕種は大人の男としての魅力に溢れていて、女生徒達に溜め息を吐かせるのに充分だったが、それすらも今のエドワードにとっては神経を逆撫でるものでしかなかった。
「そりゃ悪うございました。そういう反応をお望みなら、別の人を当たってくれませんかねぇ」
「それでは意味が無い。君に評価を上げて欲しいというのに」
「どうだか」
そのつっけんどんな態度の中に僅かな拗ねを感じ取ってロイは笑う。
全くそんな素振りは見せず、甘い雰囲気になることなど無いと言っても過言では無いエドワードだが、どうやら自分は愛されてない訳ではないらしい。
そっと目の前の小さな身体を抱き込めば、抵抗は無く。
「……最近、構ってやれなくてすまなかったね」
「………別に」
「今日はその分、君の側にいよう」
ばーか、と。
その呟きに嬉しさが混じって聞こえたのは、恐らく気の所為ではない。
+++++++
教師である必要も学パロである必要もクリスマスである必要もないようなネタ。
教師ロイ×生徒エドワード。
「何故クリスマスは前夜であるイブから祝うか知ってるかい」
人気の無い、古い蔵書ばかりが並ぶ図書室の一角。
そこで床に座り壁に凭れたまま読書に勤しんでいたエドワードの思考に割り込むように、突然その声はかけられた。
視線を上げることはしない。
そんなことをせずとも、声の主が誰かなんて分かりきっている。
「ユダヤ暦を基とする教会歴では―」
「…いや、良い」
さっさと退散願おうと事務的に答えようとしたら、溜め息混じりに遮られる。
それを受けて、エドワードも一つ溜め息を吐き、ようやく紙面に落としたままだった視線を上げた。
そこには、予想通りの人物が予想通りの表情でいた。
「全く…ここは私が披露した知識に、君が"凄ーい"と私への評価を高めるところだろう」
優秀な生徒を持って私は幸せだな、とロイは大して困ってもなさそうに言う。
さら、と黒髪をかき上げる仕種は大人の男としての魅力に溢れていて、女生徒達に溜め息を吐かせるのに充分だったが、それすらも今のエドワードにとっては神経を逆撫でるものでしかなかった。
「そりゃ悪うございました。そういう反応をお望みなら、別の人を当たってくれませんかねぇ」
「それでは意味が無い。君に評価を上げて欲しいというのに」
「どうだか」
そのつっけんどんな態度の中に僅かな拗ねを感じ取ってロイは笑う。
全くそんな素振りは見せず、甘い雰囲気になることなど無いと言っても過言では無いエドワードだが、どうやら自分は愛されてない訳ではないらしい。
そっと目の前の小さな身体を抱き込めば、抵抗は無く。
「……最近、構ってやれなくてすまなかったね」
「………別に」
「今日はその分、君の側にいよう」
ばーか、と。
その呟きに嬉しさが混じって聞こえたのは、恐らく気の所為ではない。
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教師である必要も学パロである必要もクリスマスである必要もないようなネタ。
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